ライトノベルが馬鹿にされがちな三つの理由
- 1 :オムコシ ★:2015/02/02(月) 12:43:31.85 ID:???.net
2015-01-31
理由1「小説と漫画」
ライトノベルは、小説の中のサブカテゴリであると同時に、漫画・アニメ・ゲームなどと並ぶオタク向けコンテンツの一つでもあります。
なので、ある時は小説の側から「低俗で幼稚な読み物である」と貶され、またある時は漫画の側から
「バリエーションが少なくてつまらない」と叩かれてしまうのです。
低俗だ何だという批判の鬱陶しさについては、これまでさんざんそう言われてきた漫画の読者が、いちばんよく分かっていることと思います。
それに、考えてみてください。漫画より多様なコンテンツを抱えている業界なんて、他にどのくらいあるでしょうか。
この市場規模で、バトルにファンタジーにラブコメに青春モノにSFにミステリに…各種取り揃えているラノベを、
むしろ少しくらい褒めてあげても罰は当たらないと思いますよ。
理由2「ライト」
ラノベをあまり読まない人って、ライトノベルの「ライト」にこだわるんですよね。「ライトと称するからにはライトな作品が多いに違いない」。
「作者もライトさを意識して作っているに違いない」。
そして「ライト」という曖昧な言葉に様々な偏見が仮託されるわけです。
ほとんどのラノベ読者は「ラノベはライトでなければいけない」なんて考えていないと思います。
だって普通に読んでいればいくらでも「ライト」でない作品に行き当たりますから。文字がみっちり詰まっているのも。
鬱展開なのも。ページ数が多くて鈍器みたいなやつもね。
たとえて言えば、ライトノベルの「ライト」は、スマートフォンの「スマート」程度のもの、みたいな。
「スマート」であることはスマホのアイデンティティじゃないでしょ、という感じ。
まあ「ライト」という言葉にあまり惑わされないようにしていただければと思います。
理由3「規模感」
漫画原作アニメをいくつか観ただけで「最近の漫画は~~」と講釈を垂れる人はいませんよね。
それは漫画全体の規模感を分かっているからです。
逆に言うと、ラノベ原作アニメをいくつか観ただけで「最近のラノベは~~」と言ってしまう人たちは、
ライトノベルの規模感を過小に見積もっているのではないでしょうか。
ライトノベルは、月に150冊以上の新刊がコンスタントに刊行されつつも、その読者はかなり少ないです*1。
そのくせ、「ライトノベル」の知名度だけが高まり、アニメなどを通して間接的にラノベに触れる人、そしてラノベに物申したい人が爆発的に増加している状況。
木を見て森を見ず、なんて言いますが、ラノベの森の中に踏み入って探索している人よりも、
「アニメ」という小さな窓越しに森を眺めている人たちのほうが遥かに多い、つまり外から適当なことを言われやすい環境になっているのが、
いまのライトノベルなのでしょう。なんてこったい。
*1:まあ、少ないというのも漫画やゲームの側から見た話であり、出版不況に喘ぐ小説側からすれば稼ぎ頭のひとつなのですが
http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2015/01/31/171831
※はてなブログです
ラノベの一部の文章を取り上げていかにも全てがバカであると決めつけた結果だろうね
小野不由美の十二国記なんて、読めない漢字ばっかで困った
馬鹿な俺、とてもライトとは思えんよ
元はアニメを主軸にメディアミックスを前提に考えていた小説だったんだろうけど
今は若年層、アニメオタというターゲット層にあった小説をさしている感じだと思う
今は出版社毎に意見が違う気もするけど
とはいえ、ここ数年はタイトルからしてバカっぽいものが急増したのも事実
。
表紙、挿絵ともにいかにもなイラストのものが多数だし
式神だの眷属だの魔王だの中二設定の作品や、
美少女動物園に男の主人公だけが放り込まれるような作品が多数。
まともな目で見られるわけないというのは分かる
ま、作者が悪いわけじゃないと思うんだけど、
いかにもラノベなタイトルを編集側でおしつけてないか
個人的にラノベは小説よりアニメの脚本に近い気がするな
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