2015/11/06 茂木健一郎氏 【芸人は、強い者を揶揄してこそ価値がある】 一般論的には正しいのだろう。 しかし、何を持って強者とするか、何を持って弱者とするかというのは重要。 弱者だから強者を「いじめ」ても良いわけではないし、強者だからと弱者の横暴に目を瞑る道理はない。例えば、マスコミの野々村氏や小保方氏や佐野氏とかの社会的に力を持つ存在に対して、不正の話をすっ飛ばした、あまりにも存在そのものや個人的な情報ばかりに集中した「笑い」は、私からすればいじめにも見えるし、自ずと「相手の人格を無条件に笑ってもいい」というメッセージを出しているようで、失敗と思っている。どの相手のどの部分を笑うのか?それを見て周りはどう感じるのか?笑う方も批判に曝されてることを忘れたら終わりだろう。何でお笑いだけがいつも「権力」「いじめ」と並べられて議論されるんだろうか。茂木先生は大学教授様という一般市民より強い立場の人なので思う存分叩いてほしい、ということですね。流石です。
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