中高生向きのラノベはしんどい人向け、大人向けラノベで大躍進! 編集長に聞くレーベル戦略
2013年8月に20~40代男性に向けたエンターテイメント小説の新レーベルとして創刊された「MFブックス」。
「小説家になろう」掲載作品の書籍化を中心に展開する同レーベルは、『フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~』
『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』
などヒットシリーズを次々と生み出しており、
公式サイトで連載が始まったマンガ家・鈴木みそさんのルポマンガ『なろう小説入門』にもあるように、
書店流通のランキングに顔を出すタイトルも多く、重版連発と大躍進中だ。
同レーベルの金田一健編集長にMFブックス立ち上げの経緯から作品の傾向、レーベル展開の戦略を聞く。
大人の想像・偶像・妄想をテーマに
――これまでのライトノベル読者と対象が異なる20~40代の男性を対象にしたMFブックスですが、立ち上げの経緯を教えてください。
金田一:そもそもは協業先のフロンティアワークスさんからの提案で始まったプロジェクトです。
同じ狙いで先行している版元もありましたが、このジャンルはまだまだ大きくなる可能性を秘めているという判断で、
当初から定期刊行するレーベルとして設定しました。
コミック読者の多くは成人してもコミックを読み続けます。
同様にライトノベルというキャラクター小説で育った世代も成長してからも自分が読んできたものと同じようなジャンルの小説を読みたいという欲求を持っています。
26歳の誕生日を迎えた朝から、愛読書を時代小説やビジネス小説にいきなり切り替えるなんて人物像は想定しにくいでしょう。
ただ、中高生向けのライトノベルをいつまでも読むのはしんどくなっているはずです。
大人には大人の想像・偶像・妄想があります。
それをテーマに描かれているのがMFブックスです。
「キャラクター小説は少年のもの」という考え方は古いものと考えています。
そして「商売」的な話をすれば、現在は10代よりいわゆる
「団塊ジュニア」の世代のほうが人口が多いことも市場の開拓につながると考えました。
――創刊ラインナップは小説投稿サイト『小説家になろう』の人気作品を書籍化した『盾の勇者の成り上がり』
『ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~』『詰みかけ転生領主の改革』の3作でした。
そもそも同サイトからの書籍化がレーベル立ち上げの前提としてあったのでしょうか。
金田一:そうです。人気の“なろう小説”の書籍化を軸にしつつ、それと平行して大人向けキャラクター小説開発のノウハウを詰む。
やがてオリジナル作品でもヒットが出せる編集部を目指そう……というのが我々の狙いです。
無料で読めるウェブ小説を書籍化することが読者のどんなニーズとマッチするのかということに関しては、レーベルのターゲット年齢層と関係性の深い話になります。「ネット小説が面白いと聞いた。
だが大人は何かと忙しいのでサイトで更新を追いかけるのは面倒。
誰か一冊にまとめてくれないか。できれば挿絵をつけて。
大人だから無料とは言わん」というお客様の声に、我々が「お待たせしました!」と。
そんな図式でしょうか。
実際に創刊してすぐに手応えが“あり過ぎる”状況が続き驚きました。
これほど求められていたとは! というのが正直な感想です。
各タイトルには若い読者もたくさんいるのですが、書籍を購入して頂いてる方は大人のほうの読者が多い傾向です。
MFブックスを購入された方の約半分は、“なろう”掲載時からの愛読者のようです。
とすると、もう半分は上記のような方なのかな、と。ザックリ言うとそんな現状ですね。
異世界転生は娯楽小説の原点
――数多くの「キャラ文芸」「ライト文芸」レーベルが創刊される中で、
人気シリーズを連発するMFブックスのレーベル戦略にはどんなコンセプトがあるのでしょう?
金田一:「夢を持つことをあきらめない貴方に」というのが創刊時のキャッチです。社会に出てもキャラクター小説を愛する、愛せる、
楽しめる読者のために時代の空気も取り入れつつ作品作りをするように考えています。
これまでのところ、「リアル世界でパッとしなかった主人公が異世界に転生」という設定の作品が多くなっていますが、
これは娯楽小説の原点ではないでしょうか。
『火星シリーズ』のE・R・バロウズはもちろん、18世紀の『ガリヴァー旅行記』から見られる不滅のシチュエーションです。
「ライト文芸」「キャラ文芸」といったレーベルが増えてきているのは、やはり読者の年齢、性別に即した細分化でしょうか。
そのあたりは我々も色々と研究中のテーマです。
――新人発掘はどのレーベルでも重要なのだと思います。
無数にあるウェブ小説の中からどんなポイントで作品を選ばれているのでしょう。
金田一:いずれの版元さんでも同様かと思いますが、ランキングだけで判断はせず、我々が読んで面白かったもの、共感できるものを刊行しています。
新人発掘に関しては、ライバル版元の皆さんと熾烈を極める戦いの真っ最中です。
しいていえば現在はそれが一番のストレスかもしれません。
私たちはレーベルとしてオリジナル作品を集う「ライト文芸新人賞」を開催しています。
「なろう」内の作品応募は、未完でも設定字数を超えていれば「タグ」をつけるだけで非常に簡単です。
原稿郵送の手間も不要で早々に結果も出ます。
第1回の応募総数は約1,800作品。
比較的「プロ志向」の作品が集まりました。
現在は、「ライト文芸新人賞(旧称/MFブックス&アリアンローズ 小説家になろう大賞)」受賞3作品を大プッシュ中です。公式サイトのルポマンガ『なろう小説入門』でオススメポイントも早わかり。
そのほか新作の「先読み企画」など色々と収穫あると思います。
ぜひ公式サイトにアクセスしてみてください。
http://ddnavi.com/news/237980/
面白ければ何でもいいし、世間では駄作と言われている作品ても
その人にとってはかけがえのない糧となる事もある。
ただ一般的な教養として、古典と呼ばれる物にも触れておいた方が
いいのも事実。
時間という荒波に洗われ、古典として生き残っている作品には
概ね一定のクオリティがあり、それらが元ネタになっている事も多々あるから。
まあラノベもすっかりイメージが硬直化して、しかも市場も頭打ちだから
新しい客層を開拓しようとあの手この手でやってるな
ラノベじゃないよ ライト文芸だよとか
けっきょくラノベのネタって何でもあり
それは純粋に楽しめばいいんだし
それにとやかく言う資格なんて誰にもないけどね。
嫌なら読まなかったらいいんだし
とりあえず読んでみて自分に合うかどうかだろ。
ノーベル文学賞詐欺のどっかの馬鹿小説家の小説も空想。ノル○―イの森も空想だろ。
ファンタジー小説も空想なんだから同じ
大人向けラノベは、SLG小説の類だろ。ぱっとしないサラリーマンが戦国時代にタイムスリップして云々ってやつ
立ち読みした本では、歴史好きのおっさんとすれちがっただけの女子大生が性交したら戦国時代にタイムスリップした話だった
老人が肉体改造されて無双状態になり、若い女も群がってくるような
老人向けラノベの時代が来るよ
「小説家になろう」掲載作品の書籍化を中心に展開する同レーベルは、『フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~』
『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた』『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』
などヒットシリーズを次々と生み出しており、
公式サイトで連載が始まったマンガ家・鈴木みそさんのルポマンガ『なろう小説入門』にもあるように、
書店流通のランキングに顔を出すタイトルも多く、重版連発と大躍進中だ。
同レーベルの金田一健編集長にMFブックス立ち上げの経緯から作品の傾向、レーベル展開の戦略を聞く。
大人の想像・偶像・妄想をテーマに
――これまでのライトノベル読者と対象が異なる20~40代の男性を対象にしたMFブックスですが、立ち上げの経緯を教えてください。
金田一:そもそもは協業先のフロンティアワークスさんからの提案で始まったプロジェクトです。
同じ狙いで先行している版元もありましたが、このジャンルはまだまだ大きくなる可能性を秘めているという判断で、
当初から定期刊行するレーベルとして設定しました。
コミック読者の多くは成人してもコミックを読み続けます。
同様にライトノベルというキャラクター小説で育った世代も成長してからも自分が読んできたものと同じようなジャンルの小説を読みたいという欲求を持っています。
26歳の誕生日を迎えた朝から、愛読書を時代小説やビジネス小説にいきなり切り替えるなんて人物像は想定しにくいでしょう。
ただ、中高生向けのライトノベルをいつまでも読むのはしんどくなっているはずです。
大人には大人の想像・偶像・妄想があります。
それをテーマに描かれているのがMFブックスです。
「キャラクター小説は少年のもの」という考え方は古いものと考えています。
そして「商売」的な話をすれば、現在は10代よりいわゆる
「団塊ジュニア」の世代のほうが人口が多いことも市場の開拓につながると考えました。
――創刊ラインナップは小説投稿サイト『小説家になろう』の人気作品を書籍化した『盾の勇者の成り上がり』
『ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~』『詰みかけ転生領主の改革』の3作でした。
そもそも同サイトからの書籍化がレーベル立ち上げの前提としてあったのでしょうか。
金田一:そうです。人気の“なろう小説”の書籍化を軸にしつつ、それと平行して大人向けキャラクター小説開発のノウハウを詰む。
やがてオリジナル作品でもヒットが出せる編集部を目指そう……というのが我々の狙いです。
無料で読めるウェブ小説を書籍化することが読者のどんなニーズとマッチするのかということに関しては、レーベルのターゲット年齢層と関係性の深い話になります。「ネット小説が面白いと聞いた。
だが大人は何かと忙しいのでサイトで更新を追いかけるのは面倒。
誰か一冊にまとめてくれないか。できれば挿絵をつけて。
大人だから無料とは言わん」というお客様の声に、我々が「お待たせしました!」と。
そんな図式でしょうか。
実際に創刊してすぐに手応えが“あり過ぎる”状況が続き驚きました。
これほど求められていたとは! というのが正直な感想です。
各タイトルには若い読者もたくさんいるのですが、書籍を購入して頂いてる方は大人のほうの読者が多い傾向です。
MFブックスを購入された方の約半分は、“なろう”掲載時からの愛読者のようです。
とすると、もう半分は上記のような方なのかな、と。ザックリ言うとそんな現状ですね。
異世界転生は娯楽小説の原点
――数多くの「キャラ文芸」「ライト文芸」レーベルが創刊される中で、
人気シリーズを連発するMFブックスのレーベル戦略にはどんなコンセプトがあるのでしょう?
金田一:「夢を持つことをあきらめない貴方に」というのが創刊時のキャッチです。社会に出てもキャラクター小説を愛する、愛せる、
楽しめる読者のために時代の空気も取り入れつつ作品作りをするように考えています。
これまでのところ、「リアル世界でパッとしなかった主人公が異世界に転生」という設定の作品が多くなっていますが、
これは娯楽小説の原点ではないでしょうか。
『火星シリーズ』のE・R・バロウズはもちろん、18世紀の『ガリヴァー旅行記』から見られる不滅のシチュエーションです。
「ライト文芸」「キャラ文芸」といったレーベルが増えてきているのは、やはり読者の年齢、性別に即した細分化でしょうか。
そのあたりは我々も色々と研究中のテーマです。
――新人発掘はどのレーベルでも重要なのだと思います。
無数にあるウェブ小説の中からどんなポイントで作品を選ばれているのでしょう。
金田一:いずれの版元さんでも同様かと思いますが、ランキングだけで判断はせず、我々が読んで面白かったもの、共感できるものを刊行しています。
新人発掘に関しては、ライバル版元の皆さんと熾烈を極める戦いの真っ最中です。
しいていえば現在はそれが一番のストレスかもしれません。
私たちはレーベルとしてオリジナル作品を集う「ライト文芸新人賞」を開催しています。
「なろう」内の作品応募は、未完でも設定字数を超えていれば「タグ」をつけるだけで非常に簡単です。
原稿郵送の手間も不要で早々に結果も出ます。
第1回の応募総数は約1,800作品。
比較的「プロ志向」の作品が集まりました。
現在は、「ライト文芸新人賞(旧称/MFブックス&アリアンローズ 小説家になろう大賞)」受賞3作品を大プッシュ中です。公式サイトのルポマンガ『なろう小説入門』でオススメポイントも早わかり。
そのほか新作の「先読み企画」など色々と収穫あると思います。
ぜひ公式サイトにアクセスしてみてください。
http://ddnavi.com/news/237980/
面白ければ何でもいいし、世間では駄作と言われている作品ても
その人にとってはかけがえのない糧となる事もある。
ただ一般的な教養として、古典と呼ばれる物にも触れておいた方が
いいのも事実。
時間という荒波に洗われ、古典として生き残っている作品には
概ね一定のクオリティがあり、それらが元ネタになっている事も多々あるから。
まあラノベもすっかりイメージが硬直化して、しかも市場も頭打ちだから
新しい客層を開拓しようとあの手この手でやってるな
ラノベじゃないよ ライト文芸だよとか
けっきょくラノベのネタって何でもあり
それは純粋に楽しめばいいんだし
それにとやかく言う資格なんて誰にもないけどね。
嫌なら読まなかったらいいんだし
とりあえず読んでみて自分に合うかどうかだろ。
ノーベル文学賞詐欺のどっかの馬鹿小説家の小説も空想。ノル○―イの森も空想だろ。
ファンタジー小説も空想なんだから同じ
大人向けラノベは、SLG小説の類だろ。ぱっとしないサラリーマンが戦国時代にタイムスリップして云々ってやつ
立ち読みした本では、歴史好きのおっさんとすれちがっただけの女子大生が性交したら戦国時代にタイムスリップした話だった
老人が肉体改造されて無双状態になり、若い女も群がってくるような
老人向けラノベの時代が来るよ
コメント