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2015/04/19

【小説】「ライト文芸」現代の中間小説 漫画世代に向け創刊ラッシュ

新潮文庫nex、富士見L文庫、朝日エアロ文庫……。
「ライト文芸」を打ち出した文庫レーベルが次々と創刊されている。若い世代向けのライトノベル(ラノベ)と直木賞候補になるような大衆小説との間を狙った平成版「中間小説」。
創刊ラッシュはなぜなのか。

 きっかけは4年前に刊行された小説『ビブリア古書堂の事件手帖(てちょう)』だった。
本に関してはめっぽう冗舌になる清楚(せいそ)な女性古書店主が謎を解く物語は、6巻で600万部を超す売り上げを記録し、ドラマにもなった。
この作品を生んだのがメディアワークス文庫。
2009年、ラノベで育った世代が次に読む物語を作ろうとの目的で創刊された。
新興の「ライト文芸」文庫は、この文庫に親しむような読者を対象に生まれている。

 ■キャラクター前面
 「ライト文芸は20~40代をターゲットにしたキャラクター小説。まず、魅力的なキャラクターがいて、主人公の身の回りに“事件”が起きる」。
1月創刊の集英社オレンジ文庫の手賀美砂子編集長は話す。
 各社のラインアップを見ると、『ビブリア』や11年の本屋大賞受賞作『謎解きはディナーのあとで』同様、軽いタッチのミステリーが目立つ。
主人公には鍵師や法医学者ら特殊技能の持ち主や、美術や和装などに膨大な知識を持つ人物があてられている。
 「漫画文化で育った世代は、キャラクター重視で物語を読み進めていく」と話すのは朝日新聞出版でエアロ文庫を担当する小俣賢司さんだ。
「探偵役を特殊な設定にしたほうが、謎解きや蘊蓄(うんちく)語りをやりやすい。
ただ、全くの異世界ではなく、社会人の生活感に近い世界を舞台にしています」

 ■会話文を意図的に
 キャラクターを前面に出した軽い小説といえばラノベもそうだ。
今世紀に入り文庫売り上げの約2割を占め、右肩上がりに伸びてきたが、13年に初めて売り上げが減少に転じた。
「最近のラノベは中高生の欲望を刺激することが主軸になっている。
お約束で描かれる作品が多くなった」と、小俣さんはラノベの行き詰まりの理由を指摘する。
 「会話文が中心のラノベと比べ、地の文が一般文芸のレベルに達した作品がライト文芸」と話すのは、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』の著者で作家の大橋崇行・東海学園大講師だ。
具体的には桜庭一樹や有川浩らの作品。
キャラクターこそとっぴで会話もどこか軽い感じがあるが、情景描写など地の文は一般文芸と遜色ない。2月に辰巳出版が単行本の判型で創刊したライト文芸レーベル「T―LINEノベルス」の監修も務める大橋さんは話す。
 「地の文をきちんと書ける作家に、会話文をラノベ風にふるまってくれ、と執筆依頼するケースが多い。
ラノベ読みが違和感なく文芸作品に親しめるようにするための工夫です」

 ■ネットで新人発掘
 1950~60年代、純文学と大衆文学の橋渡しをしようと「中間小説」なる言葉が生まれた。
「小説新潮」などの雑誌を舞台に、松本清張、筒井康隆、柴田錬三郎らジャンル小説の大御所が育っていった。
 ライト文芸の担い手は各社の新人賞受賞者のほかに、「小説家になろう」などのネットの小説投稿サイトから生まれた人も多い。
いまのところミステリー色が強い「ライト文芸」だが、各社とも、物語の幅を広げるべく、ラインアップを充実させるという。(野波健祐)



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これは記事が悪い。
ここに書かれているオレンジ文庫レーベルのセールスポイントとか

女性が楽しめるエンターテイメント作品だからな
実際にラインナップも女性オンリーだし。



ライト文芸は本屋大賞候補作のうち女性向けみたいな路線を狙ってるんじゃないか。
さすがに普段から本を読まないタイプに読ませるのは至難。



元々、氷菓とかあの辺もラノベの管轄だったし、今でも電撃系は質っぽいラノベ多いんだけど
やっぱ世の中のラノベのイメージが悪化し過ぎたな



集英社のジャンプジェイブックスが目指していたものこそ
ライト文芸だったのではないだろうか。



因みに、村山由佳はそこでデビューで良い仕事したし、良い作家になったよな
最近のはエロいが読むとやっぱ面白い

村上春樹の「アフターダーク」や三島由紀夫の「永すぎた春」はライト文芸っぽいと思う
漫画絵の表紙絵や挿絵が似合いそうだ




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