GDC初日は、同じテーマを1日あるいは2日間掛けて掘り下げるチュートリアルやサミットと呼ばれる 長時間セッションが行なわれる。かつてこの2日間は、ゲーム開発において極めてコアな内容を取り扱うことから、 あまり開発者に好まれず、基調講演や通常セッション、GDC Expoがスタートする3日目からが“本番”と言われたものだ。 しかし近年では、スマートフォンゲームの興隆や、Free to Playを始めとした新たなビジネスモデルの模索、 UnityやOculusといった新興勢力の台頭といった新たな潮流を取り扱う内容が増えたため、 初日と2日目も、3日目以降と同等か、勝るとも劣らない人気ぶりとなっている。本稿では人気サミットのひとつ 「Smartphone & Tablet Games Summit」より、アジア市場をテーマにしたセッション 「Opportunities Asia: Insights and Strategies for Western Mobile Developers」の模様をお届けしたい。
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